花粉症改善のために出来ること
無垢フローリングと漆喰壁の自然素材の家に暮らし始めてから、花粉症の症状が改善した多くの事例をみてきました。
特に漆喰は、保湿性が高く、空気を清浄にします。有害化学物質、花粉アレルゲン、カビ菌を殺す殺菌作用があります。
全国4,700人のかたへ「あなたは花粉症ですか?(当てはまるものにチェック)」と質問したところ、「花粉症ではない」と答えた人が50.4%と約半数となり、2人に1人が「花粉症」を罹患している可能性があることがわかりました。(上図)
東京都花粉症調査結果でも都民の2人に1人が花粉症と推定され、その人数は10年前から17%も増えていることがわかりました。
このように多くの日本人が苦しむ花粉症に対して、大気中に花粉症の原因物質アレルゲンが花粉から放出されていることを発見し、花粉アレルゲンとPM2.5 などの大気環境との関係性が解明されてきています。
さらに、日本の住まいに古くから取り入れられている漆喰は、花粉の原因となる花粉アレルゲンを93~98%分解することを証明する研究成果が発表されています。
近年、石灰をボンドで固めて漆喰として売られている商品がほとんどです。研究で用いられている漆喰とは、本漆喰のことで赤貝の殻を焼いた焼成カルシウムに、銀杏草を煮てつくる糊、麻のスサと無菌水を混ぜ合わせ、光熱触媒の技術で生成された本漆喰です。
光が当たるか、+3℃以上の熱でも効果を発揮する効果があります。
光が当たらないお部屋や押入れの中においても臭いを分解する効果を発揮します。
家中の壁を漆喰壁にすることが花粉症改善には理想的ですが、まずはファミリークローゼット内、寝室の壁に取り入れると改善効果が高まります。