地鎮祭

2023年08月21日

A様邸新築工事の地鎮祭を大安吉日に行いました。

地鎮祭とは、建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と、建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読みます。

建物を建てる土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭をとりおこないます。
お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、お施主様が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。起工式と同時に行われる場合もあります。

その土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、近年では氏神、産土神、鎮守の神が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。

儀式は、暦を見て大安または先勝(または友引)の日を選び、午前中に行います。
出席するのは、お施主様、設計者、施工者、工事関係者、神職です。

午後に建物の位置や大きさを確認する作業である地縄張り・水盛り・遣り方を行ったりします。
あわせて近隣へのご挨拶を行います。

-地鎮祭に必要な費用について-
神職に支払う費用と、祭壇その他の準備費用、そしてお供え物の費用があります。
・初穂料、または玉串料など
神職に支払う謝礼の表書きを「御初穂料」「御神饌料」「御玉串料」と書くことから、地鎮祭の謝礼の事を初穂料と言います。(2万円~くらいが相場です。 )
・祭壇その他準備費用 ・お供え物関係の費用 として、お米や塩などのお供え物やお神酒などを用意する実費です。