くつろぎの時間

2023年07月26日

インテリアデザインの目的をひとつ挙げるとしたら"くつろぎの追求"だと思います。

住みやすさと住み心地を考えたときに、住み心地・ソフトの面への対応が住宅の本質ではないかと思います。五感を総合的に融合させた"意"がインテリアデザインの本質。

くつろぎの空間造りが主で、装飾・コーディネートという意味のインテリアはあくまでも従だと考えます。

形や素材を斬新にしたり、とても奇妙な形を創造することがデザインなのではなく、一見何げない生活の中から斬新な発想で取り出す独創性がデザインの本質ではないかと感じます。

生活の中から思いやりや優しさを視点としたものが本来のデザインではないでしょうか。

また住まいは人としての躾をする場でもあります。
食事をする場、くつろぐ場、寝室は、特にそのような視点でインテリアデザインをします。
特に食を通じて会話をし、躾を学んでいくことが重要です。

くつろぎの空間。
家族一人一人が同じスペースに居て、それぞれの行動をしながらもお互いの行動が把握できる空間が私たちが心がけているくつろぎの空間デザインの視点です。


スペースに余裕がある場合、大きめサイズのダイニングテーブルをご提案します。

作業テーブルとしても使えますし、お子様が小さいうちはこのようなテーブルで勉強することが多いからです。

またダイニングのプランをする際に同時に子ども室についてよくご質問をうけますが、私たちの考えは最小限スペース(机、ベット、クローゼット)があれば十分で、普段は、 家族の顔が見えるところで勉強するほうが落ち着くのではないでしょうか。